マレーシア漂流記

ただの学生がマレーシアでの生活を淡々と書くブログ。 

イスラム教と信者とテロリスト。

どうも、gudaudaです。

今週はイスラム教の記念日、犠牲祭が5日にありました。

そのためインターナショナルスクールも月、火、水とお休みです。

 

ちなみに犠牲祭とは

アッラー、そして天の恵みに感謝の気持ちを込めて牛や羊を生け贄にすることです。

牛などを殺す瞬間は見ることができますが、私は見たくなかったのでその日は一歩も外に出てません。

 

私の家庭教師は日本人でイスラム信者なのですが、犠牲になる時の牛の悲しげな表情を見たら・・・

と、その話を聞いただけで行く気が失せましたよ(笑)

 

 

さて、何かとニュースでるイスラム教

今日もTVを見てると日本人大学生がイスラム国に加わろうとしたとのニュースが。

こうも悪いニュースがあると、日本人にとってイスラム教=テロリストのイメージが強いはずです。

 

なぜこんなにもイスラム教信者のテロ活動が多いいのか、理由は色々あります。

 

一つはムスリムにとって神はアッラーだけ。

 

もう一つは死を恐れないこと。

ムスリムやその親族にとっての死は、次の良き人生=天国に行くことなのです。

 

自爆テロが多いのもこの事が関係してます。

自分にとって唯一の神に良いことができる、しかもその上天国にも行ける。

こう思えば死など怖くないのでしょう。

 

そして必然的に命がけのテロ活動が多くなり、ニュースにムスリムのテロ活動が多く映ります。

 

 

まあ”その情報”はイスラム教のイメージの悪い部分に過ぎないですけどね、良い部分や面白い話も沢山あります。

 

日本人それを知らないし、もしかしたら知ろうともしない人が多いい。

事実私もマレーシアに来るまでイスラム教は悪いイメージしかなかったです。

でも実際優しい人が多く、穏やかな人ばっかです。

 

余談ですが先月、学校に送ってくれる私のドライバーに新しく子供が出来ました。

しかしその子供は生まれて直ぐに死んでしまったそうです。

その三日後いつもみたいに、笑顔で送り迎えをしてくれたのですが、心なしか悲しげな表情も混じってた事を今でも覚えています。

 

 

長くなりましたが私が言いたいことは、先入観でイスラム教=危ないとは思わないで、彼らを少しでも良いから知って欲しいです。

きっと世界が変わります。

 

 

 

 

PS

少しイスラム教の面白い部分を書こうと思います。

例えば

一夫多妻はもともと食事もろくに食べれない女性や子供を助けるために作られたこと。

 

他には

お祈り中は基本お祈り以外の行動をしてはならないルールがあります。

例外的にゲップは自然に出るものなので大丈夫だそうです(笑)

 

しかしそれは’シーア派’のみ許されて’スンニ派’は駄目らしい。(イスラム教は色々な宗派があります)

一方そのスンニ派はおならは大丈夫らしい(笑)

 

お互いが自分の宗派が正しいと認めさせたい。

そのため大の大人が’おなら’と’ゲップ’について議論することがあるそうです(笑)

 

私はこんな話を聞くと、もっとイスラム教について知りたくなります。

まあ豚肉は食べたいのでイスラム教に入る気はありませんけどね。